取材記事から、自分の仕事の確認へ
若手に「判断した経験」を残すには
建設通信新聞の取材記事から、任せ方・考える過程・AI活用を見直す

任せた仕事は進んでも、次の判断がまた上司に戻る。考えてほしいと伝えても、本人の手が止まる。本人が何を見て、何を判断する仕事になっているかを、一件の仕事から確かめてみませんか。
記事の紹介
建設通信新聞に掲載された内容
付「建設通信新聞」12面「クローズアップ」に、リクエスト株式会社代表取締役・甲畑智康への取材記事が掲載されました。若手が仕事の中で判断する経験、考える過程の伝え方、ベテランのAI活用が紹介されています。
紙面PDFには記事全文と図解を掲載しています。出典:建設通信新聞 2026年9月25日付12面「クローズアップ」。株式会社日刊建設通信新聞社の許諾を得て掲載しています。紙面の図解はリクエストがAIで作成したものです。
建設通信新聞Digitalの記事ページ ↗(新聞社サイトの全文閲覧は会員向け・有料)
当社からの実践提案
いまの仕事で、何を確かめるか
以下は、掲載内容に関連して当社が提案する確認の問いです。いま進めている一件の仕事を思い浮かべ、自分の場面に近いところからお読みください。
01若手に任せても、判断が上司に戻るとき
記事で紹介された視点記事では、完成形や仕事の流れを共有してから現場の事実を確かめ、本人に任せる判断を決める視点が紹介されています。
自分の仕事で確かめる問い
- 何を、どの状態まで仕上げる仕事ですか。本人と上司は、同じ内容を説明できますか。
- 本人が確かめる事実と、本人に任せる判断は何ですか。どの条件では上司に相談しますか。
- 実行後、本人が何を確かめ、なぜ選んだかを振り返れますか。次の仕事に残す材料は何ですか。
育てる側も、仕事と支援を見直す。
02「自分で考えて」と伝えても、手が止まるとき
記事で紹介された視点記事では、経験者が自然に行っている「考える」という行為を、具体的なプロセスに分けて示す視点が取り上げられています。
自分の仕事で確かめる問い
- 何について、何のために考えるのかを共有していますか。
- 判断に必要な材料、比較する対象、選ぶ基準は何ですか。本人はどこまで検討できていますか。
- 足りない材料があるとき、何を見て、誰に聞くかを具体的にできますか。
「もっと考えて」は、なぜ難しいのか。
03ベテランの経験を、AI活用に生かしたいとき
記事で紹介された視点記事では、AIに何を指示し、回答のどこを確かめ、どう修正するかの見極めに、ベテランの判断経験を使う考え方が紹介されています。
自分の仕事で確かめる問い
- AIに何を、何のために依頼しますか。その出力を、誰が何に使いますか。
- 回答をどの原資料や現場の事実と照合しますか。AIが補った説明を、実際の経験と区別していますか。
- 確かめた理由や修正した箇所を言葉にし、次の人が判断する材料として共有できますか。
ベテランがAIを使い、次世代の判断を育てる。
まず、一件の仕事で確かめる
まだ確かめていない点を一つ挙げ、次に見る資料や聞く相手を決めてみてください。実行後には、本人がどの判断を担い、何が分かったかを振り返ります。
